2015年05月19日

東林間のキツネ展と東林間神社お参り

 今月は中々に多忙で、久々に家でのんびりとしている狐です。そんな具合故に、特にどこかへ出かける事もないままに過ごしてはおりますが、先の木曜日にふとしたお誘いから東林間にて開かれている「キツネ展」へと行ってきました。
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 まずは東林間とはどこか、から大抵の人はなるかとは思いますが鉄道路線で示せば小田急江ノ島線の駅名ともなっている地名です。東京都心からならば新宿から小田急線で相模大野、渋谷からなら田園都市線にて中央林間、と行き、それぞれ江ノ島線に乗り換える形となります。
 私自身、東林間には今回のお誘いがあるまで時折、急行だとかで通過する以外は降り立った事はないものでした。何せ一帯は住宅街そのものであり、そもそも歴史を紐解けば「林間」との地名自体が、戦前に当時の小田原急行電鉄(現在の小田急)が都心から離れた郊外型住宅地として売り出した「林間都市計画」に由来するもの。
 それ等を踏まえれば、特に用事がある以外は降りる機会を見出すのが難しい場所でもある、と十分に言えてしまえるでしょう。

 その東林間駅の西口を出て右手、踏切のある通りを更に西へ向けて数分歩いたところにある雑貨店「ナツメヒロ」、そちらが今回訪れた「キツネ展」( http://fude-bako.natsumehiro.com/?eid=874562 )の開かれている場所となります。
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 この「キツネ展」は、会場が雑貨店である事からも察せられる通り、3月に訪れた山梨県立科学館にて開かれていた写真展の様な催しではなく、狐をテーマとした各種雑貨を一堂に集めたもの。
 店内自体はそうは広くはないのですが、その中に所狭しとアレンジされた狐面やら各種狐グッズが並べられている様に狐好きの心をくすぐられる事は違いないでしょう。また、何かこう、ひとつそうしたグッズへ部屋に飾りたい、あるいは身に着けておきたい、と思っている方には正に天恵、とすら評せてしまえそうな内容でありました。
 私自身も眺めている内に、ふっと心奪われる狐グッズを見つけて、ちょうど下ろしてきたお金を持ち合わせていたものですから、幾つか購入してしまった次第。今は、さて部屋のどこに飾ろうか、と考えているそんな具合です。
 詳細については前掲のURLより公式ブログにて確認して頂きたいものですが、購入時に頂いた案内では12時から19時の営業時間にて6月7日までの開催。店休日となるのは火曜・水曜・祝日、とあるものです。

 そして、この会場となっている雑貨店「ナツメヒロ」から道路を挟んで西寄りの斜向かいには、東林間神社があります。
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 神社自体は昭和31年創建、と戦後生まれの比較的新しい存在ではありますが、境内にあります稲荷神社は大正6年に秦野の白笹稲荷神社より分祀されたものでありますので、東林間駅の開業以前からこの土地に在るお稲荷さん、となります。
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 こちらにつきましても、「キツネ展」に足を運んだのを機にひとつ、お参りなどよろしいかもしれません。東林間神社の境内自体は集会所や遊具が設置され、時として地域の人々による利用が見れるところがありますが、お稲荷さんについては凸状となった場所に静かに狛狐を従えておられますので、静かにお参りが出来るのではないかと思えるところです。

 写真は全て2015年5月14日撮影。
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2015年03月27日

写真展「甲府のキツネ」を観に愛宕山を登る

 ふと気づけばこのブログを最後に更新したのは3年前の事、となります狐です。
 この間も各地のお稲荷さんに足を運んでいたものですが、色々と多忙さも重なり、更新できずに放置してしまったところではありますが、ようやく少しは暇が出来ましたので、また更新を再開したいと思います。

 今回取り上げるのは、山梨県立科学館( http://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/ )にて2015年3月21日より4月26日まで開かれています写真展「甲府のキツネ」( http://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/1801 )。
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 しばらく前にTwitterにて回ってきたRTにてこの催しの存在を知り、また実家より狐好きなら行ってみたら?と電話があったのもあったので、久々の帰省も兼ねての帰りに立ち寄ってきたものです。

 正直なところ、山梨県には長らく住んでいましたが狐だとかの野生動物は実のところ、そこまで見かけた事はありません。それでも甲府の中心街に武田神社の山から入ってきた猪が現れて騒ぎになったり、地元の方でも河川敷に鹿の大群が跋扈しているとか、そうした比較的大きな獣の類については見聞も多くあるのですが、狐や狸と言ったやや中型から小型の獣に関しては、「いる」との話は時折聞いても、実際に見かけるのは中々ない、となるのが大抵なものでありました。
 とは言え一度だけ私もホンドキツネを目撃した事があります。それは山梨から引っ越してからしばらくした後の夜。
 当時開通して間もなかった新東名高速に乗るドライブも兼ね、周回すべく富士川沿いの県道を走っていますと、車の前をホンドキツネが横切った事があり、貴重な機会だったと思ったものではありましたが、まさか甲府の街中を流れる中規模河川の河川敷に潜んでいるとは!と、この写真展を知った時には浮かべざるを得ないものでした。
 実際に足を運んで写真展を見てみますと、なるほど、確かに狐と共に写る風景は見覚えのあるところばかり。昔に、通学時に自転車でどこまで加速できるか、と試してみた記憶やらも戻ってきたもので、狐好きとしての気持ちを大いに満たすと共に、何とも懐かしさに浸れてしまった、そんな具合であったと言えるでしょう。

 そうした点と共に、こうした都市に野生動物が生息している、それも狐なる馴染みは色々とある、即ち稲荷神社の存在、また各種の絵本だとか説話での話が多数あるにも関わらず、前述した通り、北海道だとかを除いたら中々見かける機会の少ない獣に注目した点が大変良いと思えました。
 正にそれは人の知らないところで寄り添っている存在がいる、と評せるでしょう。
 加えて数年前にNHKが制作しました、首都圏の鉄道路線の線路際を拠点として多数の狸が生息している、との特集番組。更には海外の事案となりますがBBCが、こちらも大分前に報じたロンドンを始めとした英国内の大都市にUrban Foxと表される狐が多数生息している件に関する特集報道、それ等に接していた身からすると、正に好ましい限りでありました。

 あと1ヶ月ほど山梨県立科学館にて開催されているとの事なので、興味ある方には是非見に行く価値はある、と思える限りです。
 最も、科学館までのアクセスは車以外では中々に悪いところ。山梨交通の甲府駅北口〜県立科学館間のバスもあるにはあるのですが、特定日のみの運行ですので通年での利用は出来ません。
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 その為、車を利用しない場合は最寄駅から徒歩で、となるのですがこちらが中々の曲者。幾つかルートはあるのですが、基本的には山道であると捉えた方が良いでしょう。
 今回、私は身延線の金手駅よりブドウ園の中を抜け、住宅街を経て愛宕山を登る県道から科学館に至るゲートへ、との道を往路でたどりましたが40分ほどはかかります。
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 なお科学館の案内ではこの往路でたどった道の途中から科学館の方へ至れる道があるらしいのですが、こちらについては未確認でありますし、金手駅から向かう側にはこちらが科学館である、との掲示の類は一切ありません。
 それ以外にも金手駅からより短絡して行けるルート、また甲府駅北口から英和高校付近の裏手を登ってくる道もありますが、こちらは完全に未舗装の山道で実質的には登山に近いものがあります。
 金手駅へ戻る際、科学館から金手駅へほぼ一直線で下れる道を使いましたが、大半が未舗装かつ勾配がきつい上に、一部の区間は洗掘により路面がえぐれていますのでお勧めできる状況ではありませんでした。ただ見晴らしに関してはどちらの経路もよろしいもの。
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 特に復路のルートは途中に金手駅南側にある甲斐奈神社の本宮もあり、お参りをして傍らにあるベンチに腰掛けのんびりと、甲府盆地やら眼下を行く鉄道の様子を一望出来たのは何とも魅力的なひと時でありました。
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 写真は全て2015年3月27日撮影。
posted by 冬風 狐 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 狐名所・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月07日

のんほいパークのゴンきつねでプチオフ会

【探訪日時】2011年6月4日
【場所】愛知県豊橋市大岩町
【施設名・交通手段】
・豊橋総合動植物公園「のんほいパーク」http://www.toyohaku.gr.jp/tzb/
・東海道線二川駅より徒歩5分

 「稲荷・狐名所巡り」と銘打ちつつ、基本的にお稲荷さん、また自分が参加しています狐神楽に関する記事ばかりなこのブログですが、久々に純粋にキツネを取り上げてみようかと思います。
 今回取り上げるのはホンドキツネのいる動物園、豊橋市が運営する豊橋動植物公園「のんほいパーク」となります。この施設の存在自体は一応、知っていたのですがキツネがいる事をつい先日まで知らず、すっかりスルーしていたと言うのが実情でした。
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 よって知るに至るにはあるきっかけがあったと言えるでしょう。今回はTwitterにおいて、豊橋付近に住んでいるフォロワーさんの間でこの施設の事がふと話題になっていたのを見かけたのがきっかけでした。
 自分自身はそのやり取りに加わらなかったのですが、眺めている内にどう言う施設なのか、改めて興味を抱いたのは言うまでもありません。よって調べてみますと「郷土の動物園」のコーナーの下に小さく「キツネ 日本」と言う記述があるのに気が付いたと言う訳です。
 折りしもふとした用事で名古屋に行く直前でしたから、色々と予定を調整して、更に豊橋界隈のフォロワーさんと共にふとしたプチオフと言う具合で企画して、探訪する事になりました。

 そんな具合で向かったのは6月4日の事。大宮から桑名まで夜行バスで移動し、桑名界隈の廃駅「東方駅」と周辺のお稲荷さん探索に朝の時間を楽しんでから、関西線と東海道線を乗り継いで豊橋駅に到着したのは11時22分の事でした。
 当初の予定では1時間後の12時26分到着の予定でしたので、かなり時間に余裕が出来てしまったもの。よって名鉄特急を撮影したり、これまで乗った事のなかった豊橋鉄道渥美線を柳生橋まで1区間往復する等して時間を潰してから、今回のプチオフ会の参加者である陣風さんといぬびすさんと合流となりました。
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 合流後、駅構内で売られている駅弁のいなり寿司を各自購入して12時41分発の浜松行に乗車。乗車と言っても次の二川駅で下車となりますが、たった1駅とは言え距離があり6分はかかりますから、ちょっとした小旅行としてしまっても悪くはないでしょう。
 二川駅では南口を出る事になります。最も改札口の段階で案内が書かれていますから、この辺りは比較的分かり易いと言えるでしょう。新幹線の下をくぐって駅前広場に出るとあとは恐竜や動物の石像の置かれている歩道に沿って、途中エレベーター付きの歩道橋で国道を渡って間も無くの所に豊橋動植物公園こと「のんほいパーク」の入口に至ります。
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 ちなみに「のんほいパーク」には3箇所の入り口があり、二川駅からつながる入口は東門となります。風に乗ってほのかな獣臭さが流れてくる中、入口の券売機で600円の入園券を購入して入園するとそこにまず見えてくるのは、植物園と遊園地の施設となります。
 この「のんほいパーク」は正式名称に動植物園とある様に動物園と植物園が併設された施設となっています。敷地もかなり広く東門付近にあるのは植物園と遊園地であり、動物園の施設はちょうど正反対の西門と中央門付近に位置しています。
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 よってそちらに向かうには敷地を横断しなくてはなりません、最もこの時はちょうど昼時でしたので途中の憩いの広場にて賑わっている中、空いていたベンチに腰を下ろしていなり寿司をつまみつつ、しばし雑談に興じる、そんな小休止を挟んでの横断となりました。

 そんな具合でキツネのいる「郷土の動物園」ゾーンに至ったのは、13時半も回った辺りの事でした。入口近くの角の所にあった案内図をふと見ると、飼育されている動物が様々な姿で地図上に描かれているのが見受けられます。
 正直、それ自体がある種の楽しみの一つに出来てしまえるかも知れません。何せ狸と狐が酒を飲み食わしている姿で描かれているのですから、一方でニホンカモシカやカンガルーは妙にポップに描かれており、ただ動物の姿を載せただけよりもずっと面白く、個人的な印象としては上々なところでした。
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 そんな訳でふと気分も盛り上がりつつ、木陰と川を越えた先で右に折れた所が「郷土の動物園」コーナーでした。そう広くはないのですがここにはキツネやタヌキの他にホンシュウジカやアナグマ等、8種の動物が飼育されています。 
 早速見たのはキツネ、ではなくアナグマでした。これは展示されている順序に沿っての結果なのですが、中々動きの良いアナグマ達で、これまでに見た事のあるアナグマの中で最も良かったと言えるかもしれません。
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 そして続いてはタヌキ、このタヌキがまた興味深いもので3匹飼育されている内の1匹が白狸、つまりアルビノのタヌキとなっていた次第。
 話には聞いていましたがまさかこうしてお目にかかれるとは思っていなかったので、キツネの前にタヌキでかなり盛り上がってしまったのは言うまでもありません。ちなみにこちらのタヌキも中々動きが活発で、アルビノと普通のタヌキの並ぶ場面も多々見受けられました。
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 比較して見ますとアルビノのタヌキが中々カッコいい、と思えたものです。矢張りタヌキの柄と言うのはどことない愛嬌さやかわいさ、そう言うものをたたえていると思います。時にはそれがドジだとか、そう言う印象に結びつくのでしょう。だからこそアルビノのタヌキの姿は、どこかキリッとしていて独特な威厳を纏っている、そんな具合にも解釈出来てしまえたものでした。
 ちなみにこのアルビノのタヌキは「コハク」と言う名前のメスのタヌキでした。年齢不肖で警戒心の強い、そんな子である様です。

 そしてタヌキの次はキツネとなります。飼育されているのはホンドキツネでタヌキがオス1匹にメス2匹と言うハーレム状態であるのに対し、オスキツネが1匹のみと言うのは明らかに偏っている気もしますが、タヌキと比較してキツネは単独で動く傾向が強いのを考えると問題は無いのかもしれません。
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 これまでに国内でキツネを幾らかの動物園で見たものですが、ズーラシアに比べると大分小さいものの、見る側としては程好い大きさの中に比較的自然に近い、そう言う具合の展示スペースが造られている様に見受けられました。ちなみに名前はゴン、これは某童話に因んでいるのでしょうか?また案内の所に「柴犬と間違えないでね」とあったのにはそう言う見方もあったのか、とふと苦笑してしまいました。
 当初は奥の方で寝転がっていたキツネですが、隣に置かれている蒸気機関車や少し離れた所にいるクマ、またホンシュウシカを眺めてから再び戻ると手前にある木を模した道具の上にキツネが移動していました。
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 そのまましばらく眺めていますとまた起き上がり、展示スペースをくるくると走り回りつつ、傍らにある木に尻尾をこすりつけて臭腺からの臭いをこすり付ける等、色々とキツネらしい行動を見せてくれたもの。
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 更にちょうどご飯の時間だったのか、飼育員が現れて置いていった餌を口にして食しつつ、大きな肉の塊を地面に穴を掘って埋める様も見られるなど、これまで見た飼育されているキツネの中で最も活発な動きを示していたと言えましょう。また埋めているところを飼育員に見られているのに気付いて、びくっと反応した姿は「しまった、見られてた!」とでも言わんばかりの様で何とも愛らしかったものです。
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 なお以下の動画が完全ではありませんが、肉を地面の中に埋めようとする、その光景の一部を撮影したものです。


 そんな具合でキツネだけで30分近く費やして堪能した後は園内をぶらぶらとしたものでした。トンビやハヤブサと言った鳥類も揃っていて、また結構間近で見る事が出来たものですし、カンガルーのコーナーではいぬびすさんがふと差し出した指を子供のカンガルーがちゅぱちゅぱとしばらく舐め続ける、そんな光景もあったものです。
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 それ意外では木曽馬やトラもおりましたし、またコウノトリが多数いたのが印象的なものでした。結局、動物園の辺りだけで3時間近くを費やしたところで良い時間になったので後にする事になりましたが、あれだけの内容があって600円と言うのは何ともリーズナブルと言えましょう。
 キツネに関して言うなら、東海地方では恐らく唯一飼育している施設なのでないでしょうか。勿論、こちらが知らないだけで別の施設でもあるのかもしれません。とは言え知る限りでは東京の井の頭自然文化園・横浜のズーラシアと京都の京都市動物園の間にあった、東海道線沿線の「キツネ空白地帯」を埋める貴重な場所であると言えます。
 個人的にはまた訪れてみたいふとした楽しみの場所が増えた、そんな場所の様に感じています。
 なお最後にもう一度、とキツネの元に戻ると気持ち良さそうに寝ている姿がそこにありました。最もふとした音に対して、すっと起き上がる様は矢張り獣である故でしょうし、また改めてみたいと思えてならなかったものです。
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 そしてプチオフとして同行して下さいました陣風さんといぬびすさんにはこの場を以って、お礼申し上げたく思います。お付き合いして頂きありがとうございました。

・写真は全て2011年6月4日撮影。
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2010年10月18日

狐の街、王子装束稲荷の「装束ゑのき市」

【探訪日時】2010年10月16日
【場所】東京都北区王子装束稲荷神社
【交通】京浜東北線・地下鉄南北線王子駅、都電荒川線王子駅前駅より徒歩5分前後、JRバス王子停留所より徒歩3分

 王子は都内では比較的北の方に位置し、下町の一角を構成する活気のある地域。しかし京浜東北線が止まるものの高崎線や東北線と言った主要幹線が通過する事から、中々、地域以外の人が日常的に接する地名ではないでしょう。
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 むしろ王子と言うと王子稲荷を連想する人の方が多いのではないでしょうか。古くから中々知られているものですから、行った事の無い方でも聞いた事はあるかと思います。
 何より、少しでも歴史等に興味のある方であれば、広重の手によって描かれた浮世絵を浮かべられるのではないでしょうか。狐が集うその浮世絵とは「王子装束 ゑのきの木 大晦日の狐火」。今回はその浮世絵が大いに関係する、狐にまつわる縁日を取り上げましょう。
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 さて王子は前述の通り、王子稲荷の鎮座するお膝元であります。そして浮世絵の題名に「狐火」とある様に狐火が煌々と見えるほど狐が集う。つまり毎年年越しと新年の挨拶に王子稲荷へと、関東各地からお稲荷さんの使いとしての狐達が集まり、一同共にして王子稲荷に向かうとの伝承故に始められたのが「大晦日の狐火」ならぬ「王子狐の行列」です。
 これは毎年12月31日の大晦日に行われる年越しのイベントとして、江戸に伝わった上記の伝承を広く今に形となって伝える行事であります。狐のお面をつけた人々が灯した提灯を手にして王子の街を王子稲荷に向けて練り歩く、今ではすっかり風物詩として定着している、そんな行事です。
 そのスタート地点となっているのが縁日の舞台ともなる装束稲荷神社、王子稲荷とは鉄道線路を挟んでいる形であり、両者の間は徒歩5分ほどで行き来出来るほどの至近距離。しかし街角にあるその姿は、王子稲荷と比べると正にこじんまりとの言葉が似合うお稲荷さんであり、どこかホッとさせられる気配を漂わせています。そしてその由緒は古く、殊に王子稲荷を語る上でその縁を切る事は出来ない、極めて重要な存在であります。
 繰り返す形となりますが大晦日の「王子狐の行列」、そしてその元となった新年の挨拶に赴く狐達の伝承は王子稲荷はお稲荷さんの関東総司、となっている事にそもそも由来します。よって新年の挨拶ですから礼装で行かねばならないのは人も狐も同じこと、故に先の広重の浮世絵も、ただ新年の挨拶に関東各地より王子稲荷へ訪れるお稲荷さんの使いの狐達が、狐火を灯して集まっているに留まりません
 つまり絵の中に描かれている榎の大木、これは装束稲荷のご神木となっている榎でありますが、その根元にて身支度を、挨拶に相応しい装束を整えているシーンをも包括していると言えます。

 故に装束稲荷神社が「王子狐の行列」のスタート地点となっているのです。
 同時に行列自体には地域、王子の人々が主体となって伝承を継承する事を目的とする、つまりある種の町おこしの一躍を担う存在であります。そして今回ご紹介します、装束稲荷の縁日たる「装束ゑのき市」もその流れを汲むものであり、かつ目指して始められたもので、毎月第三土曜日に有志の手によって開催されています。
 なお自分がこの度、こうして接する事になったのも前回取り上げました「みのわの里の狐の嫁入り」にて、撮影等でお手伝いをさせて頂きました「王子 装束ゑの木 狐神楽」の皆様が、その運営に強く携わっている為です。故に縁あっての機会と言えますのでその事も踏まえつつ、先の17日にありましたゑのき市のレポートをしたいと思います。
 
 ゑのき市はまだ始められて日が浅く、有志の手によるものですから縁日とは言え、その規模は極々小さなものです。
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 まずは2〜3店ほどの地元商店街有志による露店が挙げられます。今回は3店が並んで菓子や稲荷寿司や油揚げ、また赤飯や団子等を販売しており、購入した食べ物を鳥居の前に用意されたベンチに腰掛けつつ食せる用意もされていました。
 自分もその場で昼食も兼ねて頬張らせて頂いた口でありますが、その後も話を伺いつつふと眺めていると1人2人と立ち寄る人の姿が常にあり、中々の和んだ、そして程良い活気のある空気が醸し出されていました。
 なおこの露店の顔触れは毎度変わるとの事で、普段はうどん屋もあるとか。価格も150円や300円と中々お手頃価格で揃えられており、昼時の一服を吐くには最適な環境であると思えます。
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 他にも今回は普段は大晦日の時のみ販売される、狐面の販売も社務所にてされており5種類ほどの狐面が並んでおりました。

 露店以外では縁日の名の通り、神楽もあります。装束稲荷を訪れた事のある方であればふと合点が行くかもしれませんが、お社の隣の道路に面する榎のご神木、その左にある榎の絵の描かれたシャッターのある細長い建物。
 実はその中身は1階は社務所、2階はお囃子の舞台になっており、2階の舞台で奏でられるお囃子と共に面する路上で前述の狐神楽の皆様の手による神楽、狐神楽が演じられるのです。
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 最も今回は都合によりお囃子をされる方が来られず、お囃子に乗った神楽と言うのは生憎披露されず仕舞いでした。
 しかし時折、人の流れを見計らっては短く狐面をつけた狐神楽の方が軽く舞い、人々の注目を集めていましたし、同時に自分としてはそれだけ様々な話をお聞きする事が出来たのは、やや複雑ではありましたが幸いでもありました。
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 縁日の時間の方は10時から14時と言うのが基本的な時間ですが、時として15時や16時辺りまで露店が出ている事もあるとの事。
 今回は気候が落ち着いて来た事もあり、通りを行き交う人が多く売れ行きも好調で、14時ごろには用意された団子や油揚げは売り切れてしまい盛況の内に終わる結果となりました。ちなみに先月は余りの暑さに人通りが悪く、中々難儀したとの言葉にふと、今年の夏の尋常ではない暑さを思い返してしまいます。

 次回の開催は来月の第3土曜日、つまり11月20日となります。秋もすっかり深まっているであろう時期でしょうが、そんな昼時の散歩も兼ねて足を運んでみるのはいかがでしょうか?きっとのんびりとしたひと時が味わえるであろうと思えます。
 なお当日の模様に付きましては狐神楽代表をされています狐丸さんのブログ( http://blogs.yahoo.co.jp/consamano1/34287350.html )にも取り上げられていますので、あわせてご覧頂けるとよりその様子が分かるのではないかと思います。何とも楽しいものでした。
 末尾ながらお誘い下さいました狐神楽の皆様、並びに様々な話を聞かせて下さい商店街有志の皆様、真にありがとうございました。縁日のますますの発展を願いつつ、今後ともよろしくお願い致します。

 写真は6枚目のみ2006年7月1日撮影、それ以外は2010年10月16日撮影。
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2010年10月05日

きつねの嫁入り祭りと狐神楽

【探訪日時】2010年10月3日
【場所】群馬県高崎市箕郷地区
【交通】高崎駅または北高崎駅より群馬バス「浜川経由箕郷行」「伊香保温泉行」「沖経由箕郷行」の何れかで約40分、箕郷支所最寄の四ツ谷まで480円、嫁入り行列スタート地点近くの箕郷田町まで500円。前橋駅からの群馬バス及びイオン高崎からの「ぐるりん」も有。

 さて昨年9月には栃木県那須町にてありました「那須九尾祭り」へと足を運んだものですが、あれから1年余りが経過した今回は、群馬県高崎市にて行われました「みのわの里のきつねの嫁入り」へと足を運んできました。
 この祭りは今回で第9回となるもので、高崎市の北部、かつて箕郷町として別の町であった箕郷地区にて開催されています。祭り自体は3年ほど前に知りまして、以来、毎年の様に行こう行こうと思っていましたが中々機会に恵まれず、ようやくこの度参加出来た次第です。
 会場は高崎市箕郷支所ですから遊びに来た狐塚君と共に、群馬バスの伊香保温泉行にて四ツ谷停留所まで揺られること40分余り。そこから歩いて100メートルほどの所に合併前は箕郷町役場であった高崎市箕郷支所となります。最も最初のイベントである「きつねの嫁入り行列」はここからスタートするのではなく、こちらはゴールとなりますからここにいても最後しか見る事は出来ません。
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 ではどうしてここに来たのか、と言うと実は今回は純粋な観覧客ではなく、友人のアリエッタさんが参加している神楽団体「狐神楽団」のお手伝いを兼ねていた為です。
 故に参加者向けの控え室のあるこちらに立ち寄り、先に到着している「狐神楽団」の皆様にご挨拶と打ち合わせをすべく、こちらに立ち寄ったのです。普通に参加するのであれば箕郷田町停留所で下車するのが近いものでしょう。
 よって今回のレポートは狐神楽の皆様と共に、と言う形からからのレポートとなります。

 自分と狐塚君は舞う事は出来ませんから、狐神楽の皆様の撮影係と言う事になりまして、打ち合わせるなり「嫁入り行列」のスタート地点までバスで移動。そして沿道から行列と共に移動して撮影を、する事になります。ちなみにこのスタート地点はパンフレット上では地区の集会所なのですが、実際は集会場と共に八坂神社がある、即ちお稲荷さんではありませんが鳥居の前と言う中々よろしい場所。
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 そしてそこから白面の狐メイクをした行列参加者によって作られた長い嫁入り行列が、高崎鳶職組合有志の木遣を合図にスタートし1時間ほどを練り歩く次第。狐神楽の皆様はその殿を、王子装束稲荷の提灯を手にして務める格好となっていました。
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 動き出したのは予定を10分弱経過した11時10分頃。その直前までチンドンの音に盛り上がりを見せていたものですが、行列の動き出しは一気にそのレベルを上げ、沿道に詰め掛けた人々の歓声とカメラの放列の中を、しずしずと太鼓の音に合わせながら行列は進んでいきます。
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↑花嫁と花婿、奥にいる太鼓の音が響きます。
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↑帯の向きが違う事に注目、お待ち女房の皆さんです。
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↑およそこの辺りで半分を少し過ぎた辺り。
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↑行列の殿を務める狐神楽の皆さん、王子より行列へ遥々やって来た、となっています。
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 また一定の間隔で「コーン」と言う掛け声と共に、行列参加者が一斉に狐のポーズを取る様も見られます。沿道の歓声もこの時とばかりに繰り返し繰り返しあがり、何とも盛り上がったものでした。
 そして狐神楽の皆様は衣装と共に狐面を身に着けている事もあり、「本物の狐さんが来た!」「かっこいい」と殿にも関わらず、かなりの人気ぶり。特に前述した掛け声に合わせてのポーズの際は殊更映えてたのは言うまでもなく、注目度も俄然それに従って上がります。
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 行列は予定では30分ほどで途中休憩となるのですが、矢張り今回は人出も多かった事もあってかゆっくりと進行。結果として10分ほど、開始の遅れとは別に遅れて休憩場所の東向八幡神社に到着します。
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 ここでは15分ほどの休憩がとられますから、その間は行列の主役たる狐の花嫁と花婿の撮影を始め、狐メイクと装束をした参加者それぞれが何らかの形で観覧客と触れ合いつつ、ひと時を楽しむと言う光景が見られていました。
 無論、それは狐神楽の皆様も例外ではありません。特に赤い髪が特徴的な白狐面を被った団長の狐丸さんは特に注目を集めておりまして、リクエストに応じてポーズを取り、あるいは記念撮影の中に納まって、と正に引く手数多の具合。
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 そんな中で瞬く間に時間は過ぎていき、再び始まった行列はゴールの箕郷支所目指して街中を練り歩いていき、ようやく到着したのは予定よりも20分余り経過した12時20分の事でした。なお道中にはこれまでにも増して観客、特にカメラを手にした方々がつめかけていたものです。
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 なお到着後もしばらく、撮影タイムが続いて盛り上がりを見せていました。また一部の撮影者の帽子等に某大手旅行会社のツアー名の入ったワッペンがあるのも見受けられましたから、ツアーが組まれる等もしていたのかもしれません。
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 その後は箕郷支所に設けられたステージに舞台は移ります。そこでは箕輪城址にある雲隠稲荷神社の祭祀の後、地元のサークルレベルから近隣の相馬ヶ原に駐屯する陸自第12旅団音楽隊に至るまで、様々な団体が各自の出し物を繰り広げる中、狐神楽の皆様も舞を披露の次第。
 以下の動画がその舞の模様でして、多くの関心と共に拍手を得ていたものです。また神楽拍子ではない舞と言うのも個人的にも興味深く思いましたし、撮影しながら中々楽しめてなりませんでした。

 それが終わった後は、控え室に自分と狐塚君も下がり、狐神楽の皆様と雑談したり、あるいは出店で売っている焼きまんじゅうを頬張りつつ日が暮れるまでの時間を過ごします。アリエッタさんの紹介により、こう言う機会を得る事が出来たものですが中々楽しく、何ともありがたいひと時でありました。
 ちなみに下の写真の焼きまんじゅう、サイズが小さいと思われるかもしれませんが、実際2つで通常のやきまんじゅう1つに相当するサイズの「ころやきまんじゅう」なる新商品。売りは汚れない、だそうですが確かに文字通りの一口サイズで口元は汚れる事はありませんでした。1串60円と言うのもかなりの安さでしょう。
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 なお「きつねの嫁入り祭り」ですから会場のあちらこちらに狐の姿があり、売店でも狐グッズが複数売られている等、それ等を見ているだけでも狐好きとしてはたまらない、至福の時間を過ごせたと言えましょう。
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 ちなみにパンフレットもこの時にようやく購入したのですがパンフレット単体でも、パンフレットときつねの嫁入り手拭のセット、あるいは嫁入り手拭のみの何れであっても500円と言うお買い得設定。よって当然パンフレットと手拭をセットで購入したものですが、この公式の手拭とは別に、数量限定の特性狐手拭もありました。
 こちらは自分は購入するに至りませんでしたが、狐塚君は購入して中々のご満悦でありました。ちなみにパンフレットとセットである手拭の狐は「つばき姫」と言う名前だそうで、街中にはためく上りには必ずその姿がありました。
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 なお狐塚君もその姿が注目されていまして、あくまでも私服なのですが時折、カメラを携えた人々からポーズを取ってくれ、と頼まれて撮影されていたのが滑稽であったと言えましょう。

 日も暮れて売店も次第に閉まる辺りから、いよいよ祭りは最後のメインイベントへと入ります。これが18時15分からの野外創作劇「みのわの里のきつねの嫁入り」でありまして、恋物語をベースに狐や箕輪城、最も重要なのは地域に伝わってきた農家の嫁入り儀式たる「貰い御祝儀」を織り込んでいる、その点でありましょう。
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 それだけでも中々、地域の歴史等に関心のあれば見入れてしまえる訳ですが、今回は特別に狐神楽の皆様が途中で婚礼を祝う舞を披露する一幕がありましたので、眺めつつ撮影をこちらでも行っておりました。そして終劇の後は参加者一同交えての記念撮影にて祭り自体がお終い、何とも地域の近所づきあいにも通じる緩さに満ちた、のんびりとした1日が夜の帳と共に終わりを告げるのでした。
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 なお興味深かったのは祭りが終わって間も無く雨が降り出した事でしょう。当日の高崎地域は昼頃に雨の予報と芳しい天気予報ではなく、途中で冷たい風が厚い雲と共に吹いてきたのでこれは途中で、と言う話すら時折していたもの。しかし雨は一向に降らず、終わると共に振り出すこの始末。これも狐の力かと、ふと別れ際に狐神楽の皆様と交わす等してしまう、そんな狐日和の1日でありました。
 なお来年は「きつねの嫁入り祭り」10周年と言う節目なので、これまでになく以上に盛大にしたい、との事ですから多いに楽しみなところです。

 末尾ながら当日、ご一緒する、また協力させて頂ける機会を下さいました狐神楽の皆様にこの場を借りてお礼申し上げたく思います。真にありがとうございました、またの機会ありましたらよろしくお願い致します。なお狐丸さんの書かれた当日の模様もございますので、こちらのリンク( http://blogs.yahoo.co.jp/consamano1/34199531.html )よりあわせてご覧下さい。
 そして来年10周年を迎える、この「みのわの里のきつねの嫁入り」を主催する実行委員会と地域の皆様にもお礼申し上げます。来年のご成功、お祈り申し上げます。
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2009年09月29日

那須九尾祭りレポート

【探訪日時】2009年9月27日
【場所】栃木県那須町余笹川ふれあい公園

 那須九尾祭りについては、以前にも冬風雑報にて取り上げた事がありますが、那須で討たれて殺生石と化した玉藻前、即ち白面金毛九尾の狐に因んだ祭りであります。
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 今回で第7回との事でしたから、昔からの伝統がある祭りと言う訳ではないものの、地域に伝わる伝承にヒントを得て、と言うのは良いものだと感じますし、地域おこしの1つと考えて良いのかもしれません。
 そう言うのはさておき、両毛線の始発に乗り込み、小山駅から郡山行臨時快速「フェアーウェイ」に乗り込んで黒田原駅に到着したのは9時13分。ホームに下りた様子では自分以外にも30人ほどが下車しており、予想通りその殆どが九尾祭り、あるいはそれと同時に開催されていました「よささウォーク」と言うウォーキングツアーへの参加者でありました。
 駅前に出ますと早速祭りの文字の入った黒シャツを来た係員が、またその脇にシャトルバス発着所と言う文字がありましたが、少し待ってみても一向にバスが来る気配がなく、そもそもその事が知られていないのか先に降りた一団は皆、会場へ向けて歩いていってしまっていたので、自分もその後を追って徒歩で。
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 最も途中でファミマに立ち寄る等していたので、少し時間はかかりましたが片道15〜20分と見れば良い道のりでしょう。ただし余り鉄道で来る人のを事を考えていないのか、駅前にいた係員を除けば会場に着くまで行先を示す案内板や、案内の係員の姿は全く見当たりませんでした。
 
 祭り自体は10時開始でしたがもう既に各売店では販売が始まっており、それなりに賑わっている中を中へ。
 またその際、放送にて、この祭りの由来の説明がされており、その中の白面金毛九尾の狐について説明する箇所にて「うずまきナルトやキュウコン、ロコンと・・・」と言う箇所が耳に入って、それだけで妙にテンションが上がってしまったり。なおこの箇所はそれ等も九尾の狐であるが、色が違うと言う事を説明する為の引用でありました。
 入口のところにあったテントの1つでは皆がお手製の黄色い狐のお面を、サンバイザーの様にして被っていたり、きつねメイクコーナーがあったり、また各店と前にある看板にそれぞれ折り紙を切り抜いた金色の九尾狐の切り絵が張られていたり、と狐らしさをふと感じさせる点に感心しつつ、少し歩いたところでパンフレットを配っていたので入手。
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 同時に水もどうぞと「那須高原の水」と名付けられた500ミリペットボトルが手渡され、取り敢えずは鞄の中にしまいます。
 そして開いたパンフレットの中にあった1日の予定を見ていると、何気に自分の興味のある出し物の1つである九尾仮装大会が午後にある事が判明。
 当初考えていた13時頃離脱して普通列車で都内に南下、と言う計画では見れません。よって遅らせられないか、と手持ちの時刻表で確認すると黒田原駅1441発の郡山行に乗り、新白河1515発の新幹線に乗れれば予定通りに行ける事が分かったので、安堵しつつまずは中心にありますステージへ。

 ステージではまだ何も始まってませんでしたが、観覧席等にはかなりの数の人が座り、また詰め掛けており、先ほどから司会者がずっと放送で喋っている状況。
 その際にふとスーテジ脇を見ると、九尾狐な着ぐるみの姿が。着ぐるみ自体はそう興味はありませんが、狐着ぐるみとなるととても放ってはおけません。とは言え、ちょうどテントの中に入っていく一休みの時間の様でしたので、後で見かけられる事を願いつつステージに注目します。 
 ちょうど10時になったところで、当初の予定では1番最初の演目である狐火リレーと点火式が、リレーの遅れにより今は出来ないので、先に2番目の予定であった那須九尾子狐太鼓演奏からプログラムが開始との案内。するとステージに太鼓等が運び込まれ、白習俗に狐のお面を頭に付けた子供達による演奏が始まりました。
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 和太鼓だとかそう言うのと狐のお面、と言う組み合わせは初めて見たものですが中々良いものだと感じられたり。また太鼓台に九尾狐の絵が白抜きで描かれているのも、何とも興味をそそられるものでした。

 太鼓の演奏が終わった後は、ステージとは反対側にある場所にて行われている九尾かかしコンテストに。合計12体のかかしが展示されており、イモトアヤコと狐を混ぜた時節ネタな物もあれば、風呂桶に化けた親狐が子狐を入浴させていると言う和み系、そしてオーソドックスに白狐、と中々富んでおりまして中々楽しく。以下は一覧となります。
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↑NO.1 9Bベッカム
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↑NO.2 イッテ九〜ビのキツネのイモト
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↑NO.3 コーン浴であったまるゾ!
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↑NO.4 大谷の牛乳は、うんまいねぇ
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↑NO.5 空飛ぶ九尾のきつねクッキー
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↑NO.6 ユモト!那須の踊り子
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↑NO.7 グリーンマントの九尾ーマン
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↑NO.8 殺生石(九尾の狐)
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↑NO.9 『なんでも大好ききつね』
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↑NO.10 「豊作まつり」だコン!
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↑NO.11 こんた君のたんじょうび
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↑NO.12 九尾一寸きつね
 なおこちらは見た人の投票によるコンテストでしたから、傍らにおりました係員の方より投票用紙を受け取って自分も投票。
 生憎、結果に付いては前述した列車の時間の都合で見る事が出来ませんでしたが、コンセプトがしっかりとしているかかしはどれも見ていて中々、悪くなくふと迷ってしまったものです。

 かかしの後は展示されていたアルパカを見てから、まだ歩いていないテントの方に。こちらは狐と縁のある、あるいは近隣の自治体や福島空港のテント等もあり、狐とは別の意味でも興味深く。
 特に今度札幌便にANAの代わりに就航するADOに関して強いPRをしていた福島空港のテントでは、幾つか話を。例えばアシアナが乗り入れているので仁川乗継での国際線利用をもっと増やしたいだとか、この連休はどの便も利用が95%台で推移してありがたかった、とか色々と話をうかがう事が出来、何ともありがたいものでした。
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 隣にはあぶくま高原道路のブースもあり、福島県の両施設に対する並々ならぬ思いと言うのが強く感じられます。
 また狐繋がり、と言う理由で参加していたのは市内に玉藻前の伝説に因んだ稲荷神社、玉藻稲荷神社のある栃木県大田原市や笠間稲荷神社のある茨城県笠間市、殺生石稲荷神社のある福島県会津美里町となりましょう。
 大田原市の方は玉藻稲荷神社の事をパネルにして貼り出している以外は、そうその事を前面に押し出してはいませんでしたが、場ネルの写真を見て改めて行ってみたいと思えたものです。
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 一方で笠間市の方は強く「笠間のいなり寿司」と言う形で押し出しており、胡桃等の入ったいなり寿司の販売をしつつ、来月行なわれると言う「笠間のいなり寿司コンテスト」( http://www.city.kasama.lg.jp/ss_info/inarizushi/index.html )の案内を行なっていました。
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 なお笠間市には「笠間のいな吉」と言う名前の法被を着て、手にいなり寿司を持っている狐のキャラクターがいるのを初めて知ったり。中々興味が惹かれたので、時間があれば来月は笠間市に久々に足を運んでみようか、と思えてしまいます。ちなみに胡桃入りの稲荷寿司は200円と安価な上に、中々美味しかったものです。
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 それ以外にも那須高原ブランドをPRするテントでは、ブランドを示すマークが九尾狐の尻尾を模した形であるとか、那須町のテントで配られていた那須高原に関するパンフレットにも、この祭りのチラシにあったのと同じ九尾狐の絵が載せられているのを見て、地域全体で白面金毛九尾の狐の伝承をしっかりと活かしていこう、と言う姿勢が見れたのは改めて収穫であり、余り縁の無かった地域ですが結構な好感を得たものです。
 なお本部テントの前には大きな九尾狐の看板もあった、と書き添えて写真を載せておく事に致しましょう。
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 そして色々と見て回っている内に時間が経過し、正午になるとこの祭りのメインイベントである「日本一長い お稲荷巻き」の時間に。
 正面テント前に作られた大きな長細い敷地に運び込まれた長机がつなげられ、その上で参加希望者が122.9メートルのお稲荷巻きを作る、と言う趣向であり中々の盛況振りであったことは言うまでもありません。
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 なおどうして日本一なのか、と言う点が気になっていましたが帰宅後に見たニュース( http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090928-OYT8T00046.htm )から引用しますと
「昨年121・9メートルの稲荷巻きを作ったが、今年4月、群馬県高崎市のイベントで122メートルの稲荷巻きが作られ、追い抜かれていた。」
 との事で妙なところで高崎市が出て来て思わず笑ってしまったり。それ故の日本一回復、と言う意味合いもあったが故に中々気合が入っていたのでしょう。結果としては成功し、来年はもっと長いのを作る、と町長が宣言しながら作ったお稲荷巻きを食べたのを合図に、その場で参加者がそれぞれ食して盛り上がりの内に終わったものでした。
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 その後は一般参加者にも余ったお稲荷巻きが振舞われる、と言う事でそれを目当てに出来た大行列を尻目に見つつ、じゃがバターを売っているテントがあったのでそこで食しながら一休み。そしてステージに戻ると九尾ロシアンルーレットが終わったところで、ちょうど笠間市の担当者が来月のイベントのPRを「いな吉」のボードを掲げつつ行なっていました。
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 引き続きしばらくはステージ前に留まり、九尾きらぴか体操と言う名の健康体操や九尾仮装大会を見物。
 とは言え仮装大会の方は2組しか登場せず、期待が空振りに終わったのは否めませんが1組目の「九尾の安来節」では、いきなりステージ上からあめ等が配られだした途端、一斉に人が駆け寄る様が見れるなど、人間観察と言う点では大変面白かったものです。
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 そしてその時でした、ふとステージの傍ら、本部テント前の付近に狐色の何かがいるのを見かけたのは。そう朝に見かけた九尾狐の着ぐるみが子供達に弄ばれているではありませんか、これは見に行くしかないとさっと向かって早速撮影。
 それにしましても写真を見て頂ければ分かるかと思いますが、悪名高い九尾狐とは言え子供達には弱いらしく、すっかり悪戯されておりまして、中々疲れた、と言う気配を纏っていたのがふとした哀れさ。
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 また色こそは普通に狐色でしたが、尻尾が九尾に作られていたり、ケモ足ではないけれども、それを模した様な造りにされている点にふとしたこだわりを見た気がします。
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 とは言え、かなり老朽化しているのか、それとも子供達に壊されたのか幾らか壊れているのが気がかりであり、中の人などいない、のですからその体がしっかりと回復する事を願いたいものです。
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 そしてそれを楽しんだところで時間も14時を回っておりましたし、小雨が少しぱらついてきましたので退散と言う事に。シャトルバスは来た時にパンフレットをもらったテントの脇、どうやらここが正面入り口と言う扱いの様ですが、そこから発着していましたので、黒田原駅を経由するバスを待つ事10分ほどで乗り込んで駅へ。
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 そして前述した通り、1441発の郡山行きに乗り込んで、新白河より新幹線で東京駅へ向かうべく帰ったのでした。

 行って見た感想としましては地方の自治体の企画した祭りらしい、良い意味での緩さがあるのに何とも和めたものでした。それ以外でも参加しているのも地元の団体が中心であり、どのテントも来場さに対してフレンドリーであった事、そして頒布されている物の価格が平均して200円と安価であり、そうお金をかけずに楽しめるイベントであると言えるかもしれません。
 そして繰り返し触れた通り、狐一色と言う訳ではありませんが端々に見られます狐の姿を探すのも楽しく、そう言う点もあわせて充実している祭りであると言えましょう。
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 一方でここは難ではないか、と感じたのは駅から会場までの案内の少なさや、シャトルバス発着所にて一応方面別の案内は書かれているものの、列の先頭に置かれているので長い行列が出来てしまうと、どの列がどのシャトルバスの乗り場なのか分からないと言うのが挙げられましょう。
 特にシャトルバスに絡んでは隣にいました東京から鉄道で来たと言うグループが、全く案内がない事に対し、結構不満を漏らしているのを耳にしましたので、地味な事ですがアクセス改善は印象をより良くする為にも必要なのではないかと考えられました。
 具体的には案内の係員をあと少し増やすとか、事前にシャトルバスの事をしっかりと広報するとかでしょう。自分も現地に到着するまでシャトルバスの情報は得られていなかっただけに、黒磯駅や宇都宮駅にもチラシを置いたりPRの横断幕を掲げる等、地域外からの呼び込みにも熱心なのなら、そう言う点の周知にも全体としては好印象なだけに是非取り組んで欲しい、と思えてなりません。
posted by 冬風 狐 at 02:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 狐名所・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月27日

川崎・羽田稲荷巡り・・・閑話休題その1

 さて今回は稲荷巡りの際に見つけたちょっとした物について取り上げたいと思います。まず最初は穴守稲荷駅前に鎮座する「コンちゃん」なる像から。これはその名から連想される通りに狐を模った像でして、町のシンボルとして京浜急行の協力の下で最近設置された模様です。
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 この中々に狐らしく落ち着いた姿をしているコンちゃん。ちなみに首回りに何やら巻いておりますが、その柄をよくご覧下さい・・・世界的に知名度のある兎、管理人の好きなキャラクターである○ッ○ィーちゃんの柄です。狐は野兎を食べるとは言いますが・・・何だか口元の綻びがどうにもしばらく止まらなかった次第でした。尚、このコンちゃんは穴守稲荷公認の模様です。

【狐名所データ】
・東京都大田区羽田
・交通アクセス
・京急蒲田駅→京浜急行空港線5分→穴守稲荷駅→おりてスグ
※京急川崎→穴守稲荷130円、運転間隔4〜15分
※穴守稲荷駅は快特・エアポート快特は通過、各停・急行・特急の何れかを利用の事。
※品川駅から羽田空港行き急行で18分、京急川崎駅から羽田空港行き特急で13分、羽田空港駅から4分。
※羽田空港行き特急は京急川崎以南泉岳寺〜京急久里浜・三崎口間快特併結、快特として運転。
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2006年04月29日

北きつね牧場探訪記

【2006.3.16 北きつね牧場探訪記】
 
 狐好きであるならば是非一度行くべきである場所、それが「北きつね牧場」ではないだろうか。自分がこの場所の存在を知ったのは今年の1月、実際に訪れたのはそれから二ヵ月後の3月16日の事で、2日後の3月18日のダイヤ改正で廃止になる札幌〜網走間の定期夜行特急に乗るべくしての渡道にあわせての訪問となった。


 上川からオホーツク10号で早朝の札幌駅に着いたその足で、チャットの常連であり色々とお世話になっている宮尾さんと落ち合い乗り込んだ午前7時21分に発車した網走行き特急「オホーツク1号」は、新旭川駅より石北線に入り最寄り駅である留辺蕊(るべしべ)駅に到着したのはもう昼時も間近の11時38分であった。札幌〜留辺蕊間の距離は約300キロであり4時間17分の道程となる。

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 留辺蘂駅から北きつね牧場までは約10キロほど離れており、地図上で見る限りでは留辺蘂駅よりも西に2キロ札幌寄りの西留辺蘂駅の方が距離的には近いのだがこちらは普通列車のみが停車する無人駅であり、タクシーやバスの便が全く無いので普通列車利用であっても留辺蘂駅を使うべきだろう。

 留辺蘂駅から温根湯温泉に行く手段は北見〜温根湯間の北海道北見バスの運営する路線バスかタクシーの何れかを利用する事となる。バスについてはそこそこの本数は確保されており、交通新聞社の時刻表にもその時刻は記載されているのだが特急との接続はすこぶる悪く今回の場合も12時17分発と39分も待たねばならなかったのでタクシーを利用して直行する事にした。

 タクシーについては駅前に常時2〜3台が待機しているので多人数で鉄道利用で乗り込んでも足の確保という点では問題は無いだろう。しかしバスが温根湯温泉〜留辺蘂駅間580円に対してタクシーは片道で3900円ほどかかる為財布としっかり相談した上で利用した方が賢明である。


 さてそのタクシーの車内では北きつね牧場へ狐目当てで行く客と知れると、運転士の方より最近は狐の姿をそう目にする事がなくなったと言う貴重な話をうかがう事が出来た。かつては留辺蘂駅の駅前にも出没するほど狐は有り触れた存在だったのだが最近では激減し野兎が増えて困っているのだと言う。地元の人の口から聞く生の情報であるからこそ、食物連鎖のバランスによって再び増加するであろうとは信じつつも狐の事が気になってしょうがなかった。

 国道39号線を西に15分ほど走った辺りで温根湯温泉郷へと入るがわずかにタクシーはそこを行き過ぎると、遠くからでもはっきりと見える鉄製の巨大な鳥居が北きつね牧場の玄関口である。タクシーはそこをくぐって更に進み2つの大きな鳥居が両端に立っている橋で川を越えた所が北きつね牧場である、だが余りにも静か過ぎたので一瞬営業しているのか不安になったものの建物の中には明かりが灯っていたので安心して中へと立ち入る。

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 立ち入った建物の中にはお土産などが所狭しと並べられていたが従業員と思しきおじさんが1人いる以外は誰もおらず、1人500円の入場券を買って足早にお目当ての狐のいる屋外スペースへと足を向けた。当然こちらにも誰もおらず宮尾さんと2人で顔を見合わせつつも門をくぐっていざ狐ゾーンへと立ち入った。すると早速狐が1匹鳥居の脇で日向ぼっこをしていた、思わずその何とも我が道を行く堂々とした眠りっぷりに思わず歓声を漏らしたのは言うまでも無い。
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 しかし狐はこの一匹だけではない、少し歩けばいきなり現れた人間に興味を持ったのか2匹の狐がのんびりとこちらに近寄ってきて遠巻きに観察してくる始末。お返しに写真を撮りつつ奥へと進むにつれてその先には驚愕の光景が広がっていたのだった。そう150匹の狐達が皆思い思いの格好で雪の上なり岩の上なり小屋の屋根の上なりで気持ち良さそうに昼寝しているのだ、当然肝が据わったもので人間が近づいたところで全く動じない。

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 流石に触れると面倒くさそうに顔だけを動かして狐目のままやんわりと見つめて再び元の姿勢に戻るのだが、まるでやんわりと諭されているかのようで堪らなく顔が綻んでしまったものだった。


 更に進むにつれて昼寝に飽きたのか幾匹かの狐がのんびりと狐目で近寄ってきた、今は出産際前にしている事もあってかどれも文字通りフサフサで何とも柔らかく暖かい。触っている瞬間はこの上ない至福の時間と言っても差し支えは無いだろう。最もいきなり背後で狐が声を上げたのには流石に驚いた、チャーミングと言う習性なのかは分からないが二匹で並びあって現れた狐の内、右側を歩いていた狐が急に鳴き始めるとその場で体を地面にこすり付けて回り始めたのには思わず視線を奪われる以外には無かった。

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 またその嗅覚で宮尾さんが吊るしていたビニル袋の中に幾重かの包装をされて収められていた食べ物を嗅ぎ付け、静かに寄ってきて噛み付いてきたのもハプニングであるとは言え面白いものだった。またそんな時でも狐目の穏やかな顔を保ち続けるのはある意味技ではないだろうか?そんな気がしてならない。

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 そんなかんだで40分ほどカメラ片手に彷徨って狐目ではなくしっかりと目を見開いた狐の顔をカメラに収めた所でその場から立ち去り、お土産を買い求めて北きつね牧場を後にしたのだった。真に有意義な時間でありまた夏に再訪する事を思ったのだった。



【狐名所データ】

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・北きつね牧場

・北海道北見市恩根湯温泉

・交通アクセス

1.札幌駅→JR特急「オホーツク」4時間10分前後→留辺蕊駅→北海道北見バス20分→温根湯温泉→徒歩10分→北きつね牧場

2.札幌駅→JR特急1時間20分〜1時間38分→旭川駅→北海道北見バス都市間線特急石北号2時間38分→温根湯温泉→徒歩10分→北きつね牧場

※JR特急「オホーツク」利用の場合は北見駅まで行きそこから温根湯行き路線バスに乗る事も可能。

※都市間バス特急石北号は事前予約制。

・留辺蘂駅付近に飲食店・コンビニの類は無いので注意、北きつね牧場付近にはセブンイレブンと道の駅があるのでそこで飲食可。

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posted by 冬風 狐 at 04:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 狐名所・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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