2011年05月31日

狐神楽の新たな狐「霧若丸」

 先の日曜日は1ヵ月振りの狐神楽の稽古となった狐です。
 本当であれば先週の日曜日にも予定はされていたのですが、諸般の事情により中止になりましたので心待ちにしていたものでした。
 とは言え、その前に立寄る所に立ち寄って盛り上がった等してしまったので、稽古の開始時間には間に合わずやや遅れての到着となったもの。今回の参加者は百合之介さん、とんかつさん、夕吉さん、月姫さん、そして自分の5名となり、メインの部屋では百合之介さん、とんかつさん、夕吉さんの3人が踊りの稽古をしていましたから、別の部屋にて月姫さんと共に自分は太鼓、月姫さんは笛の稽古をして過ごしていました。
 遅れて参加した事もあり、自分が稽古を出来たのは1時間少し程度とやや短めではありました。とは言え、自宅ですと太鼓を叩く事は厳しいものがありますし、その点において矢張り短時間とは言え太鼓を叩く事が出来ただけでも良しと個人的には言えるところです。

 さてそんな稽古の片隅に置かれた机の上に何やら見慣れぬ物が置かれていました。
 それは狐面。狐面自体は狐神楽なので有り触れた個々の装備の1つでありますが、今回見かけたのは新たな狐面、それ故に見慣れていなくて当然であったと言う訳です。
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 その狐面の名前は「霧若丸」、夕吉の新しい狐面であり、百合之介さんの火狐面やとんかつさんの水狐面、狐耳君の土狐面に続く第4の職人によって打って造られた狐面となります。
 1ヵ月かそれほど前にいよいよ造る事になる、と言う話は耳にしていましたが中々早い段階で出来上がったもの、と言う印象をふと抱いてしまったものでした。
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 ちなみにこの狐面「霧若丸」は名前の通り、子狐を意識しています。これは被る事になる夕吉さんと関連してのものですが、中々愛らしい顔でありますし、実際にこの狐面が舞台で舞う所を見るのが何とも待ち遠しく思えてしまうものです。
 ちなみに自分の場合はまだ自前の衣装すらないのでこの様な話は当然ありません。そもそもちゃんと舞台に出た事も実質的にはまだない新参の身ですから、今は静かに出来る事をするのに徹している、そんな状況であります。
 また自分の役柄が「木狐」であるからか「きりわかまる」と聞いた時、ふと脳内に「霧」ではなく「桐」の文字が浮かび「桐若丸」と勝手に浮かべていた、そんな余談にもふと触れておく事と致しましょう。なおこの「霧若丸」の役柄は「水狐」ですから「霧」の字が至極、相応しい文字であるのは言うまでもありません。
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 なおこの件は百合之介さんのブログでも取り上げられていますので、興味のある方は是非ご覧下さい。以下のリンクがそれとなります。
 http://blogs.yahoo.co.jp/consamano1/35634023.html

 写真は全て2011年5月29日撮影。
posted by 冬風 狐 at 07:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 狐(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月17日

和洋混合なお稲荷さん、冠稲荷神社

【探訪日時】2011年4月24日
【場所】群馬県太田市細谷町
【神社名・交通手段】
・冠稲荷神社
 東武伊勢崎線細谷駅より徒歩30分

 冠稲荷神社は群馬県でも東部地域とされる太田市にあるお稲荷さんであり、その存在自体は以前から知っていたものの、これまでお参りに行った事の無い、比較的名前の知られているお稲荷さんの1つでした。
 今回は狐塚君が久々に遊びに来て、群馬をぶらぶらしようと言う事になった為。故にどこに行くかと言う話になった際、それでは行こうかと言う話になっての結果ですが実は裏話があり、今回、訪れたのは午前中の事でしたが本来であれば午後に訪れる予定でありました。
 しかしどうして午前に訪れたのかと言うと、実は朝に寝坊してしまい、本来であれば先に行く方面へ向かう列車に乗り遅れてしまった為、それではと両毛線に乗り込み、伊勢崎から東武線に乗り換えて冠稲荷の最寄り駅、細谷駅へ降り立ったのは8時の事でした。
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 細谷駅は1面2線の小さな駅、東武鉄道でよく見られる無機質な地下道を経由して改札口へ。駅舎は自動改札もない、PASMOの読み取り機さえなければ昔のまま、と言ったこじんまりしたもので駅前も路地の様な具合です。
 そこから道路の方へ出ると、ある石碑が角の所に立っています。それは「細谷駅附近名所案内」と彫られた黒御影石で出来たもの。そこにはその名前の通りに駅周辺の名所が彫られているのですが、その中に「正一位冠稲荷神社」と冠稲荷の案内も含まれており、駅周辺にある唯一の冠稲荷に関する案内となっていると言えるでしょう。
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 よってその石碑のある角を右に折れた道、それをひたすら進む事になります。駅からしばらくは歩道があるので歩くのは特に問題はありません。ただし駅前の自販機を除いて特に何か飲食物の入手を出来る場所は、途中の「彦九郎記念館前」交差点の脇にあるセブンイレブンのみありませんので注意が必要です。
 また途中で歩道がなくなり、狭い側溝の上を歩く形になるのも時期によっては辛いかも知れませんが、天気がよい限りでは特に問題は無いところでしょう。また後述する国道354号線までの間に冠稲荷の方角を示す道案内は1ヶ所のみしかありません。
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 そんな具合で延々と歩くと片側2車線の場は広い国道354号線にぶつかります。この地点で前方左斜めに見えるこんもりとした森が冠稲荷。よってこのまま道路を渡り道なりに行くと冠稲荷の北西側の参道に入るのですが、ここでは国道沿いに東へ進む事にしましょう。すると道路の両脇になにやら赤く塗られた枠を持つ大きな塔の様な看板が見えてきます。
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 実はこれ冠稲荷の建てた看板であり、左側の看板には「交通安全 車清祓」、右側には「縁結び 日本七社 冠稲荷神社」とあって立派なものです。
 また歩道脇にはその塔型の看板の足元に矢張り看板があるのですが、そこには以下の写真の様な2匹の狐がそれぞれ描かれていました。どちらも冠稲荷の名物である木瓜の花を咥えている姿となっており、狐好きとしては中々気に入ってしまったものでした。
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 どちらかと言えば線の細い、典型的な狐のイメージで描かれている方が好みかもしれません。
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 そしていよいよ交差点を渡ろう、と言う所でようやく3つ目の道案内が現れます。道路を渡ると先ほど道路右手に見えていた柱型の看板が現れる訳ですが、その根元の隣には冠稲荷の経営する洋風な結婚式場の看板も置かれているのは日本的な光景かもしれません。
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 あとは緑もまぶしい中の一本道を進みます。ここでようやく大鳥居の姿が見えてきます、これが冠稲荷の大鳥居である「甲大鳥居」で、近付いてみると緑を背景に鮮やかに朱に輝く姿は良いものと言えるでしょう。由緒等の書かれた看板もここにあります。
 右脇にはペット用のこじんまりとした社殿があり、左側には小さな鳥居を挟んで先にも触れた冠稲荷経営の結婚式場の洋風な建物の姿が見えますが、これも日本的な光景であると同時に、もし欧州に神社があったらこうなるのでないか?と言うふとした想像も働かせられてしまうのが面白いものです。
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 大鳥居をくぐると甲参道、幅のあるS字カーブを描いた参道を抜けるとすっかり境内です。印象としては狭い中に色々と詰まっている、ある種の箱庭の様な空間でしょうか。お稲荷さんを中心として諏訪社や厳島社等複数の社があります。
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 特に目を惹かれたのは本殿の前にある実咲社でした。ここは絵馬をかける場所でもあるのですが、絵馬をかける場所それぞれにちなんで白狐の像が作られており、その1つ1つが何とも愛嬌があって、大いに気に入ってしまいました。ちなみに突き当りには冠稲荷の木瓜の木があり、その手前、また中に設けられている社に向かってこの実咲社は参拝する形になっています。
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 なお実咲社にいる白狐を1つずつ下に紹介してみましょう。
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 まず左手最初にいるのが安産きつね、次いで縁結びきつね、そして実きつねとなります。
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 そして左手は奥から咲きつね・実咲きつね、安産きつね、子育てきつねとなります。なお写真の一部は都合により加工してあります。

 そして本来は順序が逆ですが本殿にお参りを、こちらにも狛狐が控えており頭に宝珠を載せている比較的古い形状。また尻尾の付け根には小さな毛並の筋が掘り込まれており、ふとした職人の粋を感じさせられます。
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 拝殿の壁には奉納された額が複数置かれており、その中には白狐面のものもあって思わず注目してしまったのは言うまでもありません。白狐面2つと翁面と言う組み合わせで良い表情でありました、また神額の方は「正一位五大社稲荷明神」となっており、何れにしてもきれいな状態であるのが好感でしょう。
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 その後は拝殿の左へと抜けて白狐社へ、ここが中々の圧巻であり言うならば白狐の集合団地との具合。ずらっと50メートルほどの長さに渡って、敷地の都合から折れている箇所があるとは言え複数の段に分かれて奉納された白狐像が並んでいる姿は何とも圧巻でした。
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 その後はしばらく境内をぶらぶらし、すっかり楽しませてもらったのも何かのご縁と言う事で記念に絵馬を買い求めて、先ほどの実咲社へと納めたものでした。なお実咲社に納める絵馬は「叶絵馬」のみですので、ここは注意が必要でしょう。また社務所の傍らにはベンチもあり、ここでゆったりとするのも中々オツかもしれません。
 そうしてから拝殿に一礼をしたの地、白狐社の奥にある戌亥鳥居へ。なおその途中、別の稲荷社もありましたのでそちらにもお参りをして、中々充実した冠稲荷を後にしたのでした。
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 そして細谷駅まで戻り前橋へ移動した後、前橋駅周辺のお稲荷さんを巡ったのですが、これについては別の機会に取り上げるとしましょう。冠稲荷さんにはまたお参りに行きたいと思えてしまったものでした。
posted by 冬風 狐 at 00:11| Comment(2) | TrackBack(0) | お稲荷さん探訪録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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