2011年04月16日

3ヵ月ぶりのゑの木市

 どうも縁日とはハレの場であるだけに、ついつい勢いに乗りすぎてしまうのが悩みに思う狐です。
 今日は毎月第三土曜日恒例の王子装束稲荷神社のゑの木市、本当なら行けない予定でしたが色々と事情が変わり、行ける事になったので1月以来3ヶ月ぶりの参加となりました。
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 正確に書くと2月はゑの木市の代わりに初午と二の午が行われ、二の午の時は国外にいたので参加出来ませんでしたが、初午には参加出来たものでした。
 対して3月はゑの木市当日に装束稲荷には行けたものの、到着する時間が諸般の事情により大幅に遅れてしまったので終わった時刻にたどり着くという体たらくでありましたから、しっかりと最初から最後まで参加したゑの木市と言うのは実質的に1月以来となったのでした。
 
 今回は本来なら行けないはずだった、と言う事で何だか気持ちが騒いでしまい、朝、家を出て高崎駅に到着した後、何時もは一緒に行く狐耳君が寝坊したと聞くなり足が勝手に新幹線改札に向かい、大宮まで新幹線を使うという謎な行動に出る始末。
 最も今回はウィークエンドパス利用でしたから、別途1790円の自由席特急券だけで済む、と言う事情がこの様な行動の背景にあったと考えるのは難しくないところです。
 そんな訳で高崎駅を8時1分に出て王子に到着したのは9時5分。これは普段の半分、いやそれをも上回る早さでしたので新幹線の威力や凄まじい、と言うところでしょうか。そんな具合でまだ朝の空気の漂う装束稲荷へ到着するなり、普段の到着時刻だとほぼ終わってしまっている準備を久々に手伝う事が出来たのは幸いでした。
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 3月初めの王子消防署のイベントに参加した際は、衣装を借りて身支度を整えたものですが今回はそう言う事はなく、着てきた服装のまま狐面と撥、そしてカメラを手にするのみ。矢張りまだ自前の衣装がないというのは気軽ではありますが、矢張り1度そう言う姿になった後だとどこか居心地の悪さも感じつつ、1月あるいは初午以来の撮影役等をするのが今回もメインになるだろう、と思っていたものでした。
 最も予定は未定と言うべきか、この度は王子の皆様のご好意により、装束稲荷の太鼓を使ってしばし稽古が出来る事になりました。
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 最初は百合之介さん並びに王子の皆様から手解きを受け、次いで遅れる事、ようやくやってきた狐耳君と、これまで自分がした事の無かった曲である「にんば」の稽古を1時間ほど行えたのはとても幸いだったと言えるでしょう。
 また終いの辺りでは月姫さんも加わって、太鼓と笛をあわせての稽古も行えました。これ等は自宅では太鼓と言うどうしても音が出てしまう故に練習がしにくく、機会が中々得られず悩んでいる身としては本当のありがたいもので、改めてこの場をお借りして取り計らって下さいました皆様にお礼申し上げるばかりです。
 その後は狐耳君の誘ってきた鉄路狐さん、またパリにてお会いした弓姫さんのお母様も見えられましたので久々の歓談をしつつ、火狐さんや水狐さんの舞、最も途中から所用で火狐さんが一旦出られたと言う事情もありましたが、その舞を撮影する等している内に時間は経過し、瞬く間に今回も4時間余りのゑの木市は新緑の気配漂う暖かさの中、終わりを迎えたのでした。
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 最も今回は冒頭にも書いた通り、自分を改めて振り返ってみると久々に参加出来た事への嬉しさから色々と気持ちが満足に走り過ぎ、ついついゑの木市における狐神楽、即ちあくまでも王子と言う土地に外から入ってきている集団である事。それを忘れていたのは否めません。
 故に内輪で周囲を忘れて盛り上がってしまったり、内輪の中でも互いに気をつけて見合うべきところで、気を抜いてなあなあにしてしまった点等、終わってからの話の中での指摘されてはっとなった事が多々あるところです。
 これ等の点を今後、改めて生かしていかなければならないと感じますし、妙な遠慮をしてしまう癖を直さなければならないでしょう。その為にもまずは小さな事から、あるいは周囲にある所からしっかりと自ら出て行ける様に、前にも書いた、あるいは書かずとも思った事であれましょうから、その様に感じられる次第です。
 とにもかくにも楽しめた一方で、久々のゑの木市で終いになってからとは言えその様に意識出来た、幸いな1日であったと思います。

 それでは末尾となりますが関係者の皆様、本日もありがとうございました。また今後ともよろしくお願い致します。

 また装束稲荷ではもう既に幾らか藤の花が咲き始めていましたが、4月27日から5月5日まで「藤まつり」と装束稲荷はなります。特に4月27日は初日と言うことから、当日午前10時から午後14時までの間の参詣客の皆様には、無料で甘酒が振舞われるとの事です。
 平日ではありますが機会の会う方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか、そして良い一日になれば幸いと思います。
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posted by 冬風 狐 at 23:28| Comment(2) | TrackBack(0) | お稲荷さん探訪録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月11日

「白狐と河童と竜の里」の駅とお稲荷さん

【探訪日時】2011年4月2日
【場所】岐阜県瑞浪市釜戸町中大島
【神社名・交通手段】
・神明神社境内稲荷社
 中央線釜戸駅より徒歩5分程

 各地を鉄道で巡っていると色々と車窓に気になるものを見つけるものですが、今回訪れたこの釜戸駅は2年程前から気になっていた、そう言う駅でした。
 釜戸駅と言うのは中央線にある駅ですが、JR東海管内の駅ですから中央西線ないし中央本線の釜戸駅と言うのが相応しいかもしれません。駅自体は小さなもので多くの時間帯は名古屋〜中津川間のセントラルライナーと快速列車あわせて2往復が停車するのみ、つまり30分に1本しか列車の来ない田舎駅と言った具合です。
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 そんな駅ですからこれまで降りた事もなかったのですが、前述した2年程前にふと車窓を眺めていると駅の構内に向かって下の写真にある看板が立っていました。

 それは「白狐と河童と竜の里 ようこそ釜戸へ」と書かれたもので、白狐と河童と竜の姿が描かれている等、観光を意識している事がうかがえます。その時は特に予備知識もなかったので、どうしてこんな看板があるのだろう、と不思議な気持ちを抱き漠然と何時か降り立ってみようとそれ以後も思っていたものでした。
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 その後調べてみますと白狐と言うのは駅の周辺にある2つの温泉、白狐温泉と新白狐温泉に因んだもの。河童については良く分からないままですが竜についても近くの山の中にある竜吟の滝、また竜吟の森から、との事で、だからそう言う組み合わせになっているのかと納得したところでした。
 とは言え名古屋に行く事はあっても基本的に東海道線経由ですから中央線は中々利用しませんし、利用したとしても特急「しなの」を使ってしまいますからこの駅は通過してしまいます。また名古屋からの近郊列車の来る範囲とは言え、それなりに離れていますから中々来る機会に恵まれずにいました。
 そして今回、半分は思い立ち、半分は予定が変わった為に複数枚余ってしまった青春18きっぷを使い切る為に最西端は倉敷まで行き、その途中の要所要所で基本的にはネット上での付き合いが中心である人とのオフ会をしつつ、念願の紀勢線乗り通しも達成した流れで釜戸駅へとやって来たと言う訳でした。
 
 釜戸駅に到着したのは16時ちょうど、セントラルライナー利用での到着となりましたが瑞浪駅からの利用なのでわずか1駅の利用となりました。
 乗ってきたセントラルライナーが出発した後、早速、車内から幾度も眺めていた、この駅に関心を持つきっかけとなった「白狐と〜」の看板を撮影。
 改めてしっかりと見ると温泉に浸かっている白狐の姿は何とも気持ち良さそうで悪くなく、由来が未だによく分からない河童も普通な姿ですが、竜に関しては鼻の辺りがデフォルメされ過ぎていて何だか串に刺さった団子の様に見え、ふとした笑みを浮かべてしまいます。
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 最も駅構内にそれ以外に類するものはなく、あるとすれば1番線にある「よぉおいでた釜戸町・大鍬町へ」の横断幕程度でしょうか。
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 駅舎の中にはJR東海さわやかウォーキングの常設コースの案内があり、駅前広場を出るところには昔からの観光地の駅前にはつき物の、周辺の宿泊施設等の広告を貼った門柱型のアーチ。そちらには「白狐温泉」「新白狐温泉」の広告と共に「竜吟の滝」の由来等が書かれていましたので、駅舎を一旦出てからそれ等に目を通します。
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 また先ほどの看板にあった竜の絵が「竜吟の滝」の所に矢張り描かれており、裏側の駅に向かって入る側にある「今日も元気にいってらっしゃい」の看板には、デザインの異なる竜と狐が手を振っている絵があり、中々かわいらしいものでした。
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 それ以外では東海自然歩道の案内があり、それを見ると駅舎から線路と国道を挟んだ所にある山の名前が「稲荷山」であり、砦の跡に稲荷神社がある情報が得られます。最も今回取り上げるお稲荷さんはそれとは別のお稲荷さんになります。
 なお余談となりますがこの看板にある「東海銀行」の文字は懐かしいものです。ちょうど10年程前に合併により消滅し、今の三菱東京UFJ銀行がその後身となっています。
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 その様な具合で駅周辺を観察してから一旦駅窓口に戻り、16時53分発のセントラルライナーの乗車整理券を購入。実はこの釜戸駅、駅員配置駅であるものの瑞浪市の補助金により運営されている駅であり、それ故か自動券売機の設置がないのです。
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 よって近距離の切符でも窓口で購入しなければならない、今時中々珍しい駅なのですが、だからこそこれも今では滅多にお目にかかる事の出来ない、手書きの切符が購入出来るとの情報を得ていたので、セントラルライナーへの乗車整理券と言う形でその切符を購入したのでした。

 そうして入手した乗車整理券をしまうと、再び駅舎を出て周辺の散策に。既に駅前は見てしまいましたし、これ以上見ても周辺に関する情報は得られそうにありませんから、実際に歩いてみる事にした次第。 最初は駅前から真っ直ぐに行くと中々良い具合に古びた家々が軒を連ねておりましたが、少し見てから更に進むとすぐに川に行き当たり、そこから先は畑や住宅街と言う具合でしたので余り具合は良くありません。
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 よって再びあのアーチの辺りへ戻り、そこから駅舎を背にして右に折れていく道へと改めて入りなおします。こちらも細い道で静かな家々が続いていましたが、しばらく進んだ所にあった食料品店のある角を右にまた曲がると線路沿いに至り、そのままガードを経て線路の向こう側に出ると何やら面白いものが見えて来ました。
 それは「蛙岩」と名付けられた巨石で、なるほど見るとその姿は今にも鳴声を出さんと言わんばかりの大蛙に等しく、頭の上に祠がある辺りからは古くからこの地にあった事をうかがえます。そしてそれを見てからは再び線路沿いに右へ曲がって道なりに進むと、これまでの静けさとは一変した音、車の行きかう音にあふれた国道19号の中大島交差点。
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 この交差点から道路を越えて更に進むと竜吟の滝や砦跡にある稲荷神社、また中山道大鍬宿へと至るのですが今回はそこまで時間はないので、道路を渡ってからその辻にある靖国鳥居の目立つ神社へと足を運びます。
 この神社もふとこの辺りの車窓を眺めていると目に入っていたので気になっていた所でした。名前は神明神社であり、鳥居脇に立っているその名を記した石柱には「村社 神明神社」とあり、「村社」の箇所はコンクリートで埋められていたので、この石柱は戦前(大正四年十月)に建てられ、戦後の国家神道解体の中でこの様な処置を受けた事がうかがえます。
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 境内は静かなものでしたが、旗竿には白い幟が2つはためいていましたし、ある程度きれいに整えられているのを見ると今でも地域の人々の手によって支えられている事がうかがえます。また社の右側には先ほど見た蛙岩に匹敵する巨石が鎮座しており、その傍らに境内社として今回紹介するお稲荷さんの姿がありました。
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 連鳥居は複数あるものの、大分痛んでいるのが少し気がかりでしたが幟も鳥居毎に2つずつ添えられているのを見ると、中々しっかりしていますしその内、これ等の鳥居も新たなものに変わるのかもしれません。
 そんな事を浮かべつつ至った小さな社は、東京の浅草神社境内にある被官稲荷神社と同様に社とは別の屋根に覆われている姿です。
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 石の狛狐は控えていませんでしたが、陶器の白狐が複数置かれておりました。そしてお参りをしてからふと観察すると、その木で作られた社の幾つかの場所に木彫りの狐の姿が見受けられます。
 まず左手から見ると奥には束ねられた収穫後の稲を背景としてお座りをしている狐があり、欄間の部分には宙を飛んでいる狐がいました。
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 対する右手の方は同様の位置に2匹彫られていて、前者は同様の背景の中で後ろ足で跳ねている狐、欄間は首を上向きに上げた姿勢で飛んでいる狐となります。そして正面部分には首をくっと後ろ向きにして飛んでいる狐と5匹もの狐が彫られている様は何とも狐好きとしては表情を緩ませずには、いられなかったものです。
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 他にも稲荷の宝珠や獅子の姿も彫られている等、小さい社ながらも細かいところに複数の意匠が見受けられるのは何とも楽しい発見であったとしか言えません。だからこそこういう神社、殊に稲荷巡りは何ともたまらない魅力に満ちている、そう言えてしまえるでしょう。
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 3月中に度重なった予想だにしていなかった出来事で、すっかり疲れ果てていたのも思い立っての旅行に出た一因である身としては、終盤も終盤にこの様な出会いがあったのは殊の外嬉しく、また機会があれば、その時は白狐温泉や竜吟の滝とあわせて立寄りたいものだと思いつつの帰路となったのでした。
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 写真は全て2011年4月2日撮影。
posted by 冬風 狐 at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | お稲荷さん探訪録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月04日

久々となる太鼓の稽古

 どうも昨日は久々に太鼓の稽古が出来た狐です。
 太鼓の、と書くように本物の太鼓を使う機会はこれが2度目でありまして、浅草にある民間のスタジオをお借りしてのおよそ2ヶ月ぶりの稽古ともなりました。
 本当であれば先月にも、場所こそ違うとは言え稽古が行われる予定でありました。しかし東日本大震災の影響による東電の計画停電、つまり電気不足に対処する為の節電の為に、お借りしている施設が夜間の貸し出しを当面行わなくなってしまった為、出来ずに流れてしまったと言うのも働き、数日前に稽古をする旨の連絡があって以来、何とも心待ちにしていた訳です。
 最も当日は早朝に夜行快速で東京に名古屋から戻り、一旦帰宅してから再び東京に出る、と言うもので計画自体に結構ハードなところがあったのですが、いざ変えるとふとした用事が生じ、稽古の集合場所への到着がしばらく遅れてしまう、そう言うハプニングもありましたものの、何とか稽古場にたどり着き4時間余りを途中わずかに雑談をはさみつつも、太鼓の稽古に明け暮れたのでした。
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 前述した様に本当に久々の稽古になりましたので、本来ならば自宅で自主練をしておくべきだったのでしょう。しかし欧州旅行中はともかく、帰国してからの日々が余りにも忙しく、そして劇的と言う言葉を使えるほどに想定していなかった、ある意味では早すぎる出来事が起きてしまったので、とても太鼓の自主練をする余裕がありませんでした。
 故にどうにもぎこちなく、また今回はこれまでしてきた曲とは違う新しい曲を習ったと言う事もあり、しばらくは何とも上手くいかず軽く冷や汗をかいてしまったものです。
 とは言え、30分ほどしていると段々と思い出してくるもので、終わる頃には何とかある程度は叩ける様になりましたから、今後はこれを忘れない様にしばらく繰返して行きたいものでしょう。
 ちなみに参加したのは狐丸さん改め百合之介さん、夕院さん、月姫さん、水狐さんそして自分の5名に加え、今回からは狐塚君も参加した次第。狐塚君については今回が初稽古かつ初太鼓となりましたので、見ていてふと半年前の自分を思ってしまいましたが、自分よりも筋は良い様で終わる頃にはある程度叩ける様になっていました。

 そんなかんだで時間はあっという間に過ぎて22時になった時は何とも名残惜しかったものです、次に狐神楽として一堂に会するのは第三土曜日のゑの木市となります。今回習った曲は今後の狐神楽の中で最も使う事になるであろう、そう言う曲故になるべく早く基本となるその流れを習得しなければならないものでしょう。
 そう言う意味でも今後の見通しが改めて付いた事を考えれば、矢張り参加してよかった、そして稽古とはいいものだと思える新年度も始まって間も無くのひと時でありました。
posted by 冬風 狐 at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 狐(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月02日

御坊駅のいなり寿しの「狐」

 どうも先月は色々と、正直色々とあり過ぎて疲れ果ててしまった狐です。
 そんな訳で数日前からようやく自由になる時間を得られたので、計画停電のわずらわしい関東を飛び出して西日本をぶらぶらとしております。最もそう長い時間は無いので今は旅行も中間地点を折り返した名古屋より、この記事を書いているところです。
 名古屋の前は関西圏におりまして宿としたのは和歌山でした。そして1泊した後、以前から交流のある方との昼飯を兼ねたオフ会を済ませてから名古屋へと移動したのですが、青春18きっぷ利用かつ時間がありましたので一旦北上して大阪経由東海道線、あるいは奈良経由関西線で名古屋に向かうのではなく、南下するルート、つまり紀勢線経由で名古屋へと向かいました。
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 結果として約10時間を和歌山駅から紀勢線・伊勢鉄道・関西線経由で名古屋駅に至るまで要したのですが、全てを普通列車で行くのは和歌山を出る時間が昼過ぎとなった関係から御坊〜串本間は特急利用、いわゆる「ワープ」を行って何とか達成した次第です。
 これにより紀勢線全線走破、並びに和歌山県内のJR線全線乗りつぶしを達成出来た次第ですが、その際、特急に乗り換えるべく20分ほど滞在していた御坊駅にて中々良い狐を見つけてしまいました。
 
 それは御坊駅1番線ホームの新宮寄りにある売店。そこで売られている駅弁の「紀州名物 子安いなり寿し」のパッケージが今回取り上げる「狐」となります。
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 御坊駅に立ち寄るのは今回で2度目となりますが前回は紀州鉄道が目当てであり、余りJR駅構内に目を向けてはいませんでした。よって今回はその待ち時間を利用して駅構内の観察をしていた折、ふと売店の外壁に書かれていた「いなり寿し」の文字に誘われていったところ出会った次第です。

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 上の写真がそれとなりますが黄色いパッケージもさる事ながら、そこに描かれている狐の顔がなんともたまらないものです。目が細く鼻が長い、いわゆる狐の特徴を抑えているのは然る事ながら色合いに注目出来ます。大抵、狐が描かれる時は一般的なイメージにある狐色、またそれをモチーフとした赤や黄色で彩られるか、あるいは白狐として白が主体でアクセントとして朱色などが用いられるか、と言うのが一般的であると思います。
 そう言う意味では狐のイメージと言うはある程度、決まっている訳ですがこのパッケージの狐は、狐色をモチーフした狐と白色をモチーフとした狐と言う定型化されているなが手の大きな流れである両者を上手く混ぜたデザインではないかと思えるのです。
 そしてそこに前述した通り、目が細く鼻が長い、そして三角耳と言った狐の特徴をしっかりと盛り込んで色合いを彩りとして明確にしているからこそ、上手い具合に漂っている妖しさには何とも言えない良さを感じてしまいます。
 また個人的には「子安」の文字に魅力を感じます。パッケージにある説明の通り、子安とは安産を意味する言葉ですが、稲荷寿司を通じてイメージされる狐と言う存在は子を産めなかった牝狐が、子供を育てたいが為に他の牝の産んだ子狐を奪って育てる、と言う事があるほど子に対して強い反応を示す獣であります。
 それを考えると恐らくはそこまで深い意味はないのでしょうが、何とも上手い組み合わせであると思えてならない訳です。

 そんな「紀州名物 子安いなり寿し」は5個入りで500円と中々悪くない価格設定。またいなり寿し自体は更にプラスチックのトレーに包まれていますから上手く開封すれば、パッケージは殆どそのままに持ち帰る事が出来るのも嬉しいところでしょう。
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 御坊から新宮方面の車窓と言うのは岩代駅前後や紀伊勝浦〜新宮駅間等を中心に随所で、雄大な太平洋を望むことが出来る大変優れた車窓を楽しむ事が出来る区間です。また和歌山よりの区間も冷水浦駅付近等、幾つかの地点で海を一望出来ます。
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 海から離れた内陸部を走る区間もそれなりにあるのは事実ですが、のんびりした田園風景が多くを占めておりますし、陸も海も楽しめる、まさに風光明媚な路線であると今回改めて感じたものです。
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 その様な中で食べるいなり寿しは何とも格別でしたから、また何時かしてみたいものです。
 なお今回は購入しませんでしたが、いなり寿しと一緒にどうかと進められた「さんま寿し」も中々美味しそうな具合でありました。こちらは確か700円と言う設定でしたが、見たところ新鮮な色合いでしたし、再び訪れる機会あれば食べてみたいものでした。

 写真は全て2011年4月1日撮影、1枚目は新宮駅のLED表示板、2枚目は御坊駅1番線の「いなり寿し」を販売している売店、3枚目は「いなり寿し」のパッケージ、4枚目はパッケージと中身、5枚目は岩切駅付近の車窓、6枚目は紀伊浦神駅付近の車窓、7枚目は特急車内で食した際の様子となります。
posted by 冬風 狐 at 03:09| Comment(0) | TrackBack(0) | キツネ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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