2006年07月07日

秋葉原・神田界隈稲荷巡り・その1

【2006.5.21西町太郎稲荷神社】
 前回の穴守稲荷で〆た「川崎・羽田稲荷巡り」につづく第二弾として企画した「秋葉原・神田界隈稲荷巡り」はいざ計画してみると27ものお稲荷さんを巡る上に、横須賀線田浦駅付近の5月1日に廃線となったばかりの相模運輸専用線探訪も兼ねていたので、まだ朝日も昇っていない早朝3時に家を出て337発の新潟発ムーンライトえちごに乗り早朝から巡る事にしました。
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 比較的空いていたえちごに揺られて大宮で下車し京浜東北線に、本来なら430発の始発に乗る筈でしたがトイレに行く等していて乗り遅れてしまい止む無く次発の449発にて御徒町へ。南浦和付近から居眠り都合よく御徒町に到着した所で目を覚ましまだ人影の無い改札を向けて駅前に出ます。
 今日まず最初に巡るお稲荷さんである西町太郎稲荷は、御徒町駅から東北東に位置し春日通を東へと進みます。首都高上野線をくぐり更に進む事200メートルほど行った所にある名も無い信号機付きの交差点を左へ。目印として角にサークルKがあるので比較的分かり易いでしょう。
 左へ折れた先の路地を今度はローソンのある角を右へと折れ、50メートルも行かない2つ目の角を再び右折します。そしてすぐに表われるT字路を左折するとビルとビルに挟まれた様に目的のお稲荷さん「西町太郎稲荷神社」はそっと鎮座しておりました。
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 赤い幟がはためき小ぎれいにきちんと整えられた西町太郎稲荷は脇にありました由来によりますと、かつてこの地にあった九州は筑後柳川藩の大名屋敷の敷地内に建てられたのがそもそものきっかけであるとなっており、万治年間と言う事は西暦に換算すれば1658〜1660年に当たります。
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 つまりは江戸時代の初期に建てられて以来、340年余りの歴史を誇る当然ながら由緒正しき稲荷神社なのです。かつて「伊勢屋稲荷に犬の糞」と言われるほどに江戸市中に特に数多く存在する物を上げた言葉が今にも伝わっていますが、その元祖的存在と言える稲荷神社でしょう。尚、このお稲荷さんには石狐は存在しません。
 そして一通りすべき事をすると足は次なるお稲荷さんへ向って動き始めます。

【稲荷神社データ】
・西町太郎稲荷神社
・東京都台東区東上野1丁目23-2
・交通アクセス
・JR御徒町駅、東京地下鉄日比谷線仲御徒町駅3番出口より徒歩5分程度
・東京地下鉄上野広小路駅、都営地下鉄大江戸線上野御徒町駅からは地下連絡通路を通り日比谷線仲御徒町駅3番出口経由で徒歩10分程度
・都営地下鉄大江戸線新御徒町駅A1出口より徒歩5分程度
posted by 冬風 狐 at 05:12| Comment(0) | TrackBack(0) | お稲荷さん探訪録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

川崎・羽田稲荷巡り・・・その4

【2006.5.14穴守稲荷探訪記】
 京浜急行穴守稲荷駅前にてコンちゃんをしばし眺め、再び歩き始めた足の向う先は今日最後の目的地である穴守稲荷神社。豊受姫命を祀りかつては進駐米軍をも負かしたこの霊威ある神社は流石に世相にあわせたのかは定かではありませんが、1998年の羽田拡張の際唯一かつてその場に神社があったと言う証たる空港敷地内にある大鳥居も、世間を騒がせ注目を集める事態を起こさずに空港敷地内を移転しました。
 そんな大鳥居がかつてその入口を守っていた穴守稲荷神社自体は現在、羽田空港の西側の住宅地の中に存在しており大鳥居の一件で大いに知られる所となり、多くの参拝者の集まる全国的にも知名度の高いお稲荷さんとなって今に至っています。以前から事ある毎に行って見たいものだと思っておりましたから今回の探訪は強く楽しみにしていたところであり、何処か逸る気持ちを抑えつつシャッター通りを抜けた先に鳥居の鮮やかな朱色を確認した時には喜びを密かに噛み締めました。
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 その穴守稲荷の境内は予想していた物よりもずっと奥深くまずは狐塚へ、無数の石狐が鬱蒼とした中にある様は一種独特な気配を醸し出しており、このままずっとここにいると異世界への扉が出現してしまうのではないか・・・ふとそんな事を思い浮かべさせられたものでした。
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 そして狐塚を後にしてまずは本殿に、矢張り全国区の屈指の知名度を誇るだけにその大きさと言ったら立派なものであり、今回巡った4つの稲荷神社の中で最も立派と言えるでした。ここを守る石狐の顔は中々凛々しく状態も比較的良く、中々好感の持てる姿形では無いでしょうか。
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 本殿に参拝するとその足で今度は本殿右脇に続く、木々の元を走る稲荷神社を象徴する光景の1つでもある鳥居の列の中を行く参道へと入ります。この参道の突き当りには「奥之宮」と呼ばれる社があり、そこではご利益のある「あなもりの砂」と称される「御神砂」を手に入れることが出来ます。
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 当然自分もそこで用意されていた袋に砂を奉納された無数の狐達の視線を受けながら積め、手を合わせて下がると先程ここに至るまでの参道沿いにあった複数の社を一つ一つ巡りながら戻って行きます。
 その順序は「築山稲荷」「稲荷大明神」「出世稲荷」「開運稲荷」「必勝稲荷」の5社でどれもこじんまりとした造りではありましたが、どれもそれを祀る人々の思いに満ち満ちている気配が感じられ中々良い気配であったと個人的には感じられたものでした。
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 そして狐塚と本殿に加えて奥之宮と5社を巡りお御籤を引いて穴守稲荷神社を後に、今度は入って来た時とは逆にある空港側の鳥居をくぐって住宅地の中へと出ます。そして歩く事5分もかからずに運河沿いに出ると堤防を上がり、そこにある橋・・・その名も「天空橋」と言う明らかに不釣合いな名前をした簡易な橋を渡って京急の天空橋駅へ入って行きます。
 これで今回の稲荷巡りは終了、この後は羽田空港にて軽い食事を取った後は高速バスにて横浜駅へ戻りました。そして横浜駅からは武蔵野南貨物線を経由する上に、今年の3月快晴以降はJR東日本東海道線区間を定期的に唯一一般客扱いで走る国鉄近郊型115系を使用した様々な意味で貴重な大宮行臨時快速「ホリデー快速鎌倉」号で帰宅の途についたのでした。
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【稲荷神社データ】
・穴守稲荷神社
・東京都大田区羽田五丁目
・交通アクセス
・京急蒲田駅→京浜急行空港線5分→穴守稲荷駅→徒歩10分→鴎稲荷神社
※京急川崎→穴守稲荷130円、運転間隔4〜15分
※穴守稲荷駅は快特・エアポート快特は通過、各停・急行・特急の何れかを利用の事。
※穴守稲荷駅を出て左へ曲がり一つ目の角を右折、そのまま直進すると鳥居の姿が見える。
※品川駅から羽田空港行き急行で18分、京急川崎駅から羽田空港行き特急で13分、羽田空港駅から4分。
※羽田空港行き特急は京急川崎以南泉岳寺〜京急久里浜・三崎口間快特併結、快特として運転。
※羽田空港からの場合、天空橋駅からのアクセスも可。
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posted by 冬風 狐 at 09:32| Comment(1) | TrackBack(0) | お稲荷さん探訪録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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